自分を知る為の四柱推命講座(4月、5月)
ノウハウ

<四柱推命の違いを知る>4本目の柱、時柱で分かることとその弱点とは何か?

四柱推命の「四柱」とは生まれた年、月、日、時間の事です。時間まで鑑定すると精度は上がるのか?そして何が分かるのか?

今日はそんな時間の柱、時柱についてお話いたします。

四柱推命鑑定師 しょうへい

型にハマらない自由な四柱推命を通して、どんな相談にもお客様の主体性とモチベーションを引き出すような言葉を紡ぐ占い師。

多くのクライアントから「自分の目指す方向が見えてきました」、「自分の本質を見つめ直すことができた」、「絡まった心の糸がほぐれた」など前向きなコメントが多く届いている。

四柱推命を教える講師としても、「10冊の参考書よりも学びが多い!」とその分かりやすさに定評がある。

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時柱とは何か

時柱(じちゅう)とは生まれた時間の干支を表す柱になります。四柱推命の「四」とは生まれた年、月、日、時間の4つを表しています。

一般的には時柱を鑑定することで「人生の終末(老後)」や「自分の子どもとの相性」などを占断出来ます。

また鑑定する自然エネルギー(十干十二支)も増えるのでより正確に鑑定できると言われています。

鑑定師 しょうへい

人生の終末が分かってしまうなんて少し怖い気もしますが早いうちに老後の計画を立てるなら知っておくべきかもしれませんね・・・

私は時柱を鑑定しません

私が取り扱う四柱推命は時柱を鑑定しない“三”柱推命です。

時柱を鑑定しないことでその分野の人たちから批判も受けますが、年柱、月柱、日柱の3つだけでも運勢や向き不向きを満足に鑑定することができます。

また先述した子どもとの相性鑑定の場合、私は子どもを1人の人間と扱って鑑定しますので時柱は使いません。

要は時柱が無くても成立するのが四柱推命の面白いところなのです。

時柱に弱点あり(個人の見解)

さて、それでも時柱を鑑定する “正当” な四柱推命を求める方に考えていただきたいことがあります。

それは時柱は非常に不安定だということです。

専門的な話になりますが時柱に現れる干支は流派によって大きく異なります。

時間の区切り方、蔵干の出し方、生まれた場所(都道府県など)を加味するかなど様々な理由でその違いが生まれてしまいます。

例えば、私は1989年1月6日22時56分生まれなのです。

  • 私の流派では時柱に「傷官、偏印」が現れます。
  • 他流派Aでは時柱に「偏財、偏官」が現れます。
  • 他流派Bでは時柱に「傷官、正官」が現れます。

兄弟星(同じジャンルの星)で異なるのならまだしも、遊星(漏星)と財星、印星と官星で異なってしまうと鑑定結果が大きく変化してしまいます。

どこかに絶対正しい時柱を出す流派が存在すれば良いのですが、占いの性質上ゼッタイなんてありえません。

流派選びをする時に、また今後時柱を使用する時に時柱を過信せず弱点をしっかり理解した上で鑑定すべきだと考えます。

鑑定師 しょうへい

決して時柱を否定しているわけではありません。たまたま時柱を扱わない鳥海流がスタート地点だったために、時柱を考えることが度々あるだけです。