大運中殺は選ばれた人だけに訪れる20年の幸運期です
ただ沢山の約束事がありそれを知らないと大変なことになります
私の身内と知人の大運の様子をご紹介します
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大運とは
大運(たいうん)は10年ごとの運気やテーマを知る四柱推命最大の魅力の一つです。
社会運を象徴する月柱の干支をベースに算出する為、社会運の強弱や人生の転換期、「あなたの社会」におけるキーパーソンなども知ることができます。
長期的な人生設計やチーム作りに役立つのが大運です。
大運の算出は非常に複雑でご自身の大運を知りたい方は一度私の鑑定をお受けいただけると幸いです。
大運中殺とは
大運中殺とは大運における天中殺の事で20年も続きます。年、月、日に巡る天中殺とは異なり原則運気が好転します。
さて、この大運中殺は誰しも120年間生きれば必ず巡ってきますが、80歳前後までに大運中殺が巡る人は多くありません。
選ばれた人だけに訪れるという訳です。
私自身は大運中殺が巡ってきませんので大運の運気の変化を実感することができません・・・残念。
「運気が好転する」と言っても良いことばかりではありません。大運中殺の出入りの数年間は運気が大きく乱れるため注意が必要です。
また好転期間中でも約束事があり手放しで喜べるわけでもないのです。大運中殺は四柱推命の中でも一番注意して鑑定すべきポイントだと認識しています。
大運中殺の影響力
続いて大運中殺の影響力についてお話したいと思います。
大運中殺は決して怖いものではありません。脅すつもりもありません。ただ運気の不思議な流れとして知っていただきたいと思います。
私の母親の大運中殺
私の母は地元でパン屋さんを営んでいます。自分のお店を持つことが長年の夢だったのですがそのオープンが正に大運中殺のど真ん中でした。
オープンから7年経過した今ではリピーターも増えそれなりに売り上げが伸びているようです。
無論、母の努力があったからこその結果だと思いますが大運の運気も味方したかもしれませんね。
しかし大運中殺も終わりに差し掛かった今年に立て続けにケガをしてしまったのです。
壁掛け時計の電池を変える為に椅子の上に乗ったところそのまま自分が転倒し肩を負傷・・・
その後まもなくして重たい荷物を持ったまましりもちをついてぎっくり腰に・・・
今は少し歩けるようになりましたがそれでも壁に手をつかないと歩けない状態です。
実は、私の母は大運中殺で一番重要な約束事を守っていません。大運中殺の出入りで起こる運気の乱れが影響しているのではと考えています。
知人の大運中殺
先日、久しぶりに連絡を取った知人(女性)の話です。
直近数年間に身内の不幸が続きつい最近まで生活や精神状態がどん底にあったようです。
不幸のあった身内の運勢や、知人本人の運勢を見ても決して悪いわけではありません。
しかし唯一その知人が大運中殺に入り運気が乱れる時期に相当していました。
最近の出来事を四柱推命的で解釈するには大運中殺の他ありません。
今では(一部の)身内の不幸も落ち着き、知人自身の生活も明るい兆しが見えてきたようです。
不思議なことに身内の不幸や生活が落ち着き始めた頃と大運中殺の「乱れ」の時期から抜け出したタイミングが見事に一致したのです!
私自身ゾッとする程に・・・
大運中殺の特徴として出入りに運気が乱れます。この知人も大運中殺が終わる頃に再び運気が乱れると思うと恐ろしいですね・・・今からできることはそれまでに持ち前の星を活かして「自分」を強くすることでしょう。
さいごに
大運中殺はみなが一様に持っている運勢ではありません。
選ばれた人だけが持つ特別な運勢です。しかし使いこなすには約束事を知り、約束事を守る必要があることを覚えておきましょう。