空亡とは誰しもが生まれ持った「穴」のこと
空亡を使ってご縁に空く「穴」を探る
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空亡とは
空亡は様々な占いで採用されている考え方ですが、その重要度についてはその手法や流派、個人の鑑定師によって大きく異なります。
私の四柱推命では空亡を基に運気の波、他者とのご縁、方位を探るために使用します。
この記事では空亡を基に他者とのご縁に空く「穴」を探り、同時に困った時に誰に頼るべきかを考えていきます。
自分の空亡を知る
まずはご自身の空亡を知ることから始めて観ましょう。
空亡は全部で６種類あります。
子丑空亡、寅卯空亡、辰巳空亡、午未空亡、申酉空亡、戌亥空亡です。
次に紹介する簡易鑑定のページに進み生年月日を入力してください。
画面左上にある「天中殺」に表示される２つの空亡の内上段の空亡があなたの「穴」に相当します。
（一社）日本占道協会が提供する簡易鑑定より命式を作成してください
次の写真で赤丸で囲われた部分があなたの空亡になります。
「穴」と共に生きる
空亡は様々な使い方があります。
空亡だけで成立する占いもあるほどですので、その奥深さは果てしないのでしょう。
空亡の概要について知りたい方はこちらをどうぞ
辰巳空亡の「穴」：天上の存在
辰巳空亡のご縁に空く「穴」は『天上』です。
天上とはルールや組織、枠組みとして人を抑制する存在のことを言います。
そんな天上が欠けている辰巳空亡は「はみ出し者」、「破天荒」な人と言えるでしょう。
これをご縁に置き換え「家庭（家系）からはみ出す」と考えると想像しやすいかもしれませんね。
常識が無い、マナーが無いという意味の破天荒ではありません。あくまでも辰巳空亡が属する環境の中での破天荒に過ぎません。
天上との縁が欠けるとは
「家庭（家系）からはみ出す」とお伝えしました。
稀なケースではありますが医者家系の中で一人ミュージシャンを目指す、公務員家系の中で一人企業するのが辰巳空亡です。
辰巳空亡が属する家庭と言う環境にある価値観やモノサシでは測れない人物と認識しても良いでしょう。
もちろん、天上を会社や学校と置き換えても同じようなことが言えます。
協調性が無いとまでは言いませんがアイディアが奇抜だったり、やり方が独特だったりとどんな環境でも“人とは違う”存在だということです。
欠けたご縁を活かす
「穴」を塞ごうとしてはいけません。これもまたあなたの一部なのです。
さて辰巳空亡の「穴」の活かし方ですが単純に「枠にハマろうとしない」ことが大切です。
空気が読めない、協調性が無いと言われても気にする必要はありません。
あなたのはみ出た考え方、生き方から辰巳空亡にしか生み出せない新しいものが創造されるはずです。
もし親や上司があなたの個性を抑えつける様な人だったらそれこそ実家から、会社から“飛び出して”しまえばいいのです。
またあなたの子どもが辰巳空亡なら個性を活かした育て方を意識していただければ幸いです。
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辰巳空亡に必要なご縁
通常６種類の空亡を円形に並べた時、対極にある空亡が欠けているご縁を求める傾向にあります。
これを「必要なご縁」と解釈し困った時の相談相手などに選ぶと良いアドバイスがもらえると解釈しますが、辰巳空亡はその限りではありません。
では辰巳空亡に必要なご縁とはいったい誰なのでしょうか？
困った時の相談相手
辰巳空亡の場合、対極にある戌亥空亡その人を必要なご縁と認識します。
困った時、行き詰った時に周囲にいる戌亥空亡を探してください。できれば家族や会社の同僚などではない、違う環境の戌亥空亡に頼るといいでしょう。
あなたに必要な言葉を持っているはずです。
全ての空亡が対極にある空亡と相互補完の関係になり辰巳空亡以外でも有効な開運手段となります。
まとめ
辰巳空亡の人は「天上」とのご縁が欠けている、またはご縁が薄い傾向にあります。
枠組みと言ったルールや環境に縛られることのない自由な生き方をする人です。
家庭や職場では「はみ出し者」、「破天荒」といったレッテルを張られるかもしれませんが、飛び出た個性を大切に生きていくべき人です。
頼りになるのは自分自身と違う環境に身を置く戌亥空亡です。
今の内から戌亥空亡を探してみてはいかがでしょうか！？
