乙(きのと)の性格|『暗記しない四柱推命』で楽に四柱推命を習得する|占い
「暗記1割、想像9割」をコンセプトに四柱推命をもっと楽しく習得しませんか?
この記事では、「自分」を象徴する自然エネルギーの中でも野花を表す乙(きのと)について考えていきます。
乙の習得に暗記は不要!3つのキーワードから性格を探る
四柱推命の中に登場する乙(きのと)は「野花」を象徴します。
即ち、あなたを象徴する自然エネルギー(日柱の天干)が乙ならば、あなたは「野花の人」となります。
そんな乙の性格を3つのキーワードから探っていきます。
さて、私の四柱推命では暗記はまず不要です。
乙に関して言えば、その読み方(きのと)と象徴する自然エネルギー(野花)こそ覚える必要はありますが、その性格など表面的な情報を丸暗記する必要は無いと考えております。
ではどうやって性格を探るかと言うと、乙が象徴する野花からキーワードをピックアップしヒトの性格に落とし込んでいきます。
乙の3つのキーワード:群れて咲く、しなやかさ、生命力
野花を想像してください。
ご自宅の庭に咲いている野花、近くの公園に咲く野花、またはGoogleなどで「野花」と検索いただき気に入った写真を1枚ピックアップして良く観察してください。
その野花を観察しながら3つの特徴を探していただきたいと思います。
例えば・・・
群れて咲く
しなやか
生命力
と言った特徴です。
この時点で私と違う特徴を抱いていただいても問題ありません。例として上記3つの特徴をキーワードとして掘り下げていきますが、同じ要領で私と違う特徴をキーワードとして掘り下げていただいてもOKです。
キーワードを掘り下げる為の要領ですが・・・
乙のキーワードを人の性格と重ねる
と言うものです。
それでは早速、私が先にピックアップした3つのキーワードを掘り下げてみましょう!
乙の性格①:協調性があり集団行動が得意な性格
野花は往々にして群れて咲きます。
その様から「乙は協調性がある性格」と言えるわけです。言い方を変えて団体行動が得意だったり、チームワークを大切にするなども良いでしょう。
この点だけに注目するなら、乙は個人事業主の様な個人プレーよりも会社員などのチームプレーに向くと言えますね。
乙の性格②:変化に強い柔軟性
野花は実にしなやかで、風が吹けばその身を風に委ねそよぎます。この点、樹木の甲とは大きな違いがありますね。
そんな様から「乙は変化に強く柔軟な性格」と言えそうです。環境の変化、人間関係の変化など様々な変化に順応することが出来るのでしょう。
変化の多い現代社会を生き延びる術を本質的に持ち合わせているのかもしれません。
乙の性格③:忍耐力のある頑張り屋さん
野花の乙を鑑定する際、私はよくタンポポを想像します。
タンポポは冬に花こそ枯れますが、その根っこは土の中で生きていることをご存じでしょうか?越冬できるその生命力から「乙は忍耐強い性格」と言えます。
困難にぶち当たった時「もうダメだ」と弱音を吐く(枯れる)ことがあっても、しっかり活路を見出すバイタリティ(生命力)は持ち合わせているかもしれませんね。
乙の性格の表と裏
繰り返しとなりますが、私と異なるキーワードを選んでも問題ありません。
ご自身でピックアップしたキーワードと人の性格を重ねて自由に想像してください。
さて、私のキーワードを基にすると「乙は協調性があり柔軟で忍耐強い性格」だということが分かりました。
もしあなたが会社の人事なら採用したくなるような人材ではありませんか?
しかし、乙の鑑定はそう簡単なことではありません。
全ての性格には “裏” があります。即ち、キーワードを良い表現と良くない表現の2パターン考えていただきたいと思います。
「協調性がある」ということは「自己主張が苦手」と言えそうですし、「柔軟」なのは「自分の芯が弱い」からと言えるでしょう。特徴的な「忍耐力」も言い方を変えれば「溜め込みやすい」と解釈できストレスや疲労から体を壊しそうな印象です。
この様に乙が象徴する「野花」からイメージを膨らませ、人の性格の陰と陽の両面を考えていくことであなたの言葉で乙を習得することを目指してください。
乙の性格を鑑定する
ここまでで、乙の大まかな性格についてご理解いただけたかと思います。
続いては、こんな性格の乙がどんな恋愛をするのか?どんな職場に合うのか?どんな子育てをするのか?を想像してみましょう!
いずれの場合も私の想像であり、私と異なる甲の姿を想像されても全く問題ございません。なんたって、占いに「正解」は存在しないのですから!
*子育ての場合は親が乙の場合と子が乙の場合の両面から考えてくださいね。
乙の恋愛:男女ともに甘え上手!でも・・・
乙(野花)は群れて咲くその様から他者の影響を受けやすいところがあります。よく言えば気配りが得意なのですが、その分気疲れしがちなタイプでもあります。
また乙はその協調性から甘え上手でして恋愛のチャンスも比較的多い印象です。ただ相手に依存しがちなところもあるので、この点は十分注意が必要かもしれません。
こんな乙の恋愛に関して最も重要なポイントは、恋仲になる前にしっかり相手の本質や生活態度を見極めることです。
乙は恋人の生活習慣などに強く影響されてしまいますから、タバコは吸わない乙が恋人の影響で喫煙し始めたり、昼型から夜型の生活にシフトしたりするかもしれません。
朱に交われば赤くなる
“赤くなる” のは良いのですが自分の色を見失わないように恋愛をしてほしいと願います。
乙の仕事:チーム一丸となって困難を乗り越えていく性格
繰り返しとなりますが
乙(野花)は群れて咲くことからチームプレーに向きます。また変化に順応できるその特徴も仕事ではぜひ活かしていきたいところです。
相応しい働き方は、プロジェクト単位でチーム一丸となって働くイメージを持っていただけると良いでしょう。
例え個人事業主であっても、仲間を集めて切磋琢磨できる環境を整えておくと乙らしさを発揮できそうです。
乙が仕事選びで大切にすべきはやはり人間関係です。
この点、入社してみないと分からない事ではありますが、少しでも違和感を感じたなら “耐える” ことなく環境を変えてしまってもいいかもしれません。
乙の子育て:みんなと一緒を重んじる性格
子育てを考える際には、親と子の両方の側面から考えなければなりません。つまり乙が子育てをする場合と乙の子を育てる場合の2つの側面です。
親が乙の場合、協調性を重んじる点から「みんなやっているから」、「みんな出来るから」など周囲と同調をすることを子に強要しないように配慮したいですね。
ご近所付き合いも減り無関心が当たり前となりつつある今の時代に、周囲との協調性を重んじる乙の親から子が学べることは沢山あると思います。
ただ、万が一登校拒否など「みんなと一緒」が出来なくなった時には、集団よりも子どもの「個」と向き合っていただきたいと思います。
さて、乙の子どもを育てる場合ですが・・・こちらについてはぜひ、ご自身でお考えいただきたいと思います。
お一人で考えられるだけのヒントはこれまでに沢山提供しています。ぜひご自身の言葉で乙の子を育てる事について考えてみてください。
6種類の乙の違いを探る
これまで「乙=野花」の構図で話を進めてきましたが、実は一言で乙と言っても四柱推命には6種類の乙が存在することをご存じでしょうか?
またそれぞれ野花の季節感が異なります。
乙丑 → 晩冬の野花
乙卯 → 春の野花
乙巳 → 初夏の野花
乙未 → 晩夏の野花
乙酉 → 秋の野花
乙亥 → 初冬の野花
原則、私の鑑定では「あなたは初冬の野花だから・・・」と厳密に掘り下げることはしません。ただ、想像力を養うトレーニングとして6種類全ての野花の特徴を考えるのは良いかもしれません。
例えば、乙亥(初冬の野花)は寒さを耐え忍ぶその姿から、乙の中でも特に我慢強い性格をを感じ取ることができます。
《まとめ》乙の性格をもっと楽に習得する
さて乙を鑑定する上で暗記すべきは「きのと」という読み方と乙が象徴する「野花」の2点だけです。
その他は、「野花」の特徴からイメージを膨らませるだけでいいのです。
またイメージを膨らませて獲得した乙の性格も1つ1つ暗記する必要はありません。考え方さえ習得出来れば、必要な時に一瞬で野花の性格を列挙することが出来るはずです。
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