戊(つちのえ)の性格|『暗記しない四柱推命』で楽に四柱推命を習得する|占い
「暗記1割、想像9割」をコンセプトに四柱推命をもっと楽しく習得しませんか?
この記事では、「自分」を象徴する自然エネルギーの中でも山を表す戊(つちのえ)について考えていきます。
戊の習得に暗記は不要!3つのキーワードから性格を探る
四柱推命の中に登場する戊(つちのえ)は「山」を象徴します。
即ち、あなたを象徴する自然エネルギー(日柱の天干)が戊ならば、あなたは「山の人」となります。
そんな戊の性格を3つのキーワードから探っていきます。
さて、私の四柱推命では暗記はまず不要です。
戊に関して言えば、その読み方(つちのえ)と象徴する自然エネルギー(山)こそ覚える必要はありますが、その性格など表面的な情報を丸暗記する必要が無いと考えております。
ではどうやって性格を探るかと言うと、戊が象徴する山からキーワードをピックアップしヒトの性格に落とし込んでいきます。
戊の3つのキーワード:動かない、背が高い、自然
山を想像してください。
お好きな山はもちろん、自宅近くの山を思い浮かべてください。イメージが湧かない方はGoogleで画像検索してみるのも良いでしょう。
私は戊を鑑定する時には、東京都の高尾山を想像するようにしています。
その山を観察しながら3つの特徴を探していただきたいと思います。
例えば・・・
動かない
背が高い
自然
と言った特徴です。
この時点で私と違う特徴を抱いていただいても問題ありません。一例として上記3つの特徴をキーワードとして掘り下げていきますが、同じ要領で私と違う特徴をキーワードとして掘り下げてください。
キーワードを掘り下げる為の要領ですが・・・
戊のキーワードを人の性格と重ねる
と言うものです。
それでは早速、私が先にピックアップした3つのキーワードを掘り下げてみましょう!
戊の性格①:何事にも動じない器のデカさ
『動かざること山の如し』と言われるように、山はその場から動くことがありません。
そんな様から「戊は何事にも動じない性格」と言えるでしょう。器がデカい、寛容と表現を変えても良いかもしれませんね。
きっと戊はどんなトラブルにも冷静に対応出来たり、どんな人も受け入れることが出来るのでしょう。
ただ何事も/誰でも受け入れてしまいそうな戊ですので、長く深く付き合う人は選ぶようにしたいですね。
戊の性格②:状況を俯瞰できるリーダータイプ
どの山を想像するかにもよりますが、山は往々にして誰よりも背が高く神々しい存在です。
そんな山の在り方から「戊は人の上に立つリーダータイプ」と言うことができます。社長業や、プロジェクトリーダーなど大小さまざまなチームを引っ張る素質がありそうです。
こんな話をすると、「私はリーダータイプではありません」と否定される戊も少なくありません。もちろん戊全員がリーダーとは申しません。
そんな方には、山の高いところから周囲を見渡すことが出来るタイプの人、即ち何事も俯瞰して冷静に分析できる人とお伝えするようにしています。
意外とこの表現で腑に落ちる方が多い印象です。
いずれの場合も背の高い山の特徴を活かして生きていけると良いですね。
戊の性格③:自然と人が集まる魅力を持つ
山には人が集まります。私が良くイメージする高尾山(東京都)、この山に訪れる登山客は年間300万にと言われています。
このような特徴から「戊は人を引き付ける魅力の持ち主」と考えています。人気運がある、コミュニケーション上手、分け隔てなく人と関われるという表現もできそうですね。
ここで一点注意していただきたいのは、登山客を集める為に山は何かしているわけではありません。そこに自然があるだけなのです。
戊も同様に自分を着飾ることなく、自然体で居ることが求められるかもしれません。
戊の性格の表と裏
繰り返しとなりますが、私と異なるキーワードを選んでも問題ありません。
ご自身でピックアップしたキーワードと人の性格を重ねて自由に想像してください。
さて、私のキーワードを基にすると「戊は何事にも動じず物事を俯瞰できる人気者」だということが分かりました。
友人にこんな人が居た、何か悩んだ時に相談したくなりませんか?頼もしいですよね。
しかし、戊の鑑定はそう簡単なことではありません。
全ての性格には “裏” があります。即ち、キーワードを良い表現と良くない表現の2パターン考えていただきたいと思います。
「何事にも動じない」ならば「鈍感」、「俯瞰する」ならば「上から目線」、「人気者」ならば「人脈が玉石混交」と考えていきます。
この様に戊が象徴する「山」からイメージを膨らませ、人の性格と重ねていくことであなたの言葉で戊を習得することを目指してください。
戊の性格を鑑定する
ここまでで、戊の大まかな性格についてご理解いただけたかと思います。
続いては、こんな性格の戊がどんな恋愛をするのか?どんな職場に合うのか?どんな子育てをするのか?を想像してみましょう!
いずれの場合も私の想像であり、私と異なる戊の姿を想像されても全く問題ございません。なんたって、占いに「正解」は存在しないのですから!
*子育ての場合は親が戊の場合と子が戊の場合の両面から考えてくださいね。
戊の恋愛:自然体で居られる相手が必須条件
戊(山)は先天的な人気運を持ちます。登山客が山に集まるのはそこに自然が有るからです。故に戊の人気運を活かすには自然体で居る必要があるということ。
身の丈に合ったデートやプレゼント、着飾らない振る舞いが出来る相手をまず選んでください。
さらに動かない山の戊は「一歩を踏み出すのに苦労するタイプの人」です。恋愛では、告白の一歩がなかなか踏み出せずにいるかもしれません。
逆に戊と恋愛をする場合にはあなたがアクションを起こさなければ、二人の仲は進展しないかもしれませんよ!
とは言え、一度恋仲に慣れればその包容力から相手を大切にしてくれることでしょう。家庭的な面もあり自然と結婚を意識したくなるかも。
戊の仕事:時間に追われない環境で才能開花
戊(山)は “動かない” 特徴から変化の多い環境には向きません。同時に期限など時間に追われる仕事にも合わないと考えます。
動じない性格からどんな環境にも適応できるのかもしれませんが、物事を俯瞰ししっかり分析する特徴を活かすべく自分のペースで働ける職場に身を置きたいですね。
また戊の自然体という特徴を活かすなら、一緒に働く同僚との関係性にも注目したいところです。
色々な人が集まり、その全てを受け入れる特徴を持つのが戊です。横暴な上司や無責任な同僚などにあなたの “自然” が汚されないように距離感を常に意識してほしいと思います。
戊の子育て:子どもの個性に目を向けた子育てを
子育てを考える際には、親と子の両方の側面から考えなければなりません。つまり戊が子育てをする場合と戊の子を育てる場合の2つの側面です。
まずは親が戊の場合を考えてみましょう。
戊の包容力は家族みんなを包み込み、家庭的なお母さん/お父さんと言えるでしょう。子育ても上手にこなせそうですね。
物事を俯瞰できる性格から、子どもの過ちにも感情的にならず冷静に叱れるでしょう。
一方で本質的に安定志向の戊は子育ても “王道” を行く傾向があります。今の時代の何が “王道” なのかは分かりかねますが、この点、自分の価値観を子どもに押し付けないことが大切かもしれません。
子どもの個性を理解し “王道” から外れる子育てや進路も選択肢に入れておきたいですね。
さて、戊の子どもを育てる場合ですが・・・こちらについてはぜひ、ご自身でお考えいただきたいと思います。
お一人で考えられるだけのヒントはこれまでに沢山提供しています。ぜひご自身の言葉で戊の子を育てる事について考えてみてください。
6種類の戊の違いを探る
これまで「戊=山」の構図で話を進めてきましたが、実は一言で戊と言っても四柱推命には6種類の戊が存在することをご存じでしょうか?
またそれぞれ山の季節感が異なります。
戊子 → 真冬の山
戊寅 → 初春の山
戊辰 → 晩春の山
戊午 → 真夏の山
戊申 → 初秋の山
戊戌 → 晩秋の山
原則、私の鑑定では「あなたは真冬の山だから・・・」と厳密に掘り下げることはしません。ただ、想像力を養うトレーニングとして6種類全ての山の特徴を考えるのは良いかもしれません。
例えば、真冬の山(戊子)は木々の葉も枯れ落ち、動物たちも行動を控える物静かな山です。戊子は戊の中でも寡黙で冷静、その分物事を俯瞰する才に富んでいるかもしれませんね。
《まとめ》戊の性格をもっと楽に習得する
さて戊を鑑定する上で暗記すべきは「つちのえ」という読み方と戊が象徴する「山」の2点だけです。
その他は、「山」の特徴からイメージを膨らませるだけでいいのです。
またイメージを膨らませて獲得した戊の性格も1つ1つ暗記する必要はありません。考え方さえ習得出来れば、必要な時に一瞬で山の性格を列挙することが出来るはずです。
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