己(つちのと)の性格|『暗記しない四柱推命』で楽に四柱推命を習得する|占い

「暗記1割、想像9割」をコンセプトに四柱推命をもっと楽しく習得しませんか?
この記事では、「自分」を象徴する自然エネルギーの中でも畑を表す己(つちのと)について考えていきます。
己の習得に暗記は不要!3つのキーワードから性格を探る

四柱推命の中に登場する己(つちのと)は「畑」を象徴します。
即ち、あなたを象徴する自然エネルギー(日柱の天干)が己ならば、あなたは「畑の人」となります。
そんな己の性格を3つのキーワードから探っていきます。
さて、私の四柱推命では暗記はまず不要です。
己に関して言えば、その読み方(つちのと)と象徴する自然エネルギー(畑)こそ覚える必要はありますが、その性格など表面的な情報を丸暗記する必要が無いと考えております。
ではどうやって性格を探るかと言うと、己が象徴する畑からキーワードをピックアップしヒトの性格に落とし込んでいきます。
己の3つのキーワード:育てる、栄養、地道

畑を想像してください。
ご自宅や実家周辺にある畑はもちろん、家庭菜園の様な小さな畑でも結構です。都心にお住まいで畑が上手く想像できない方は、Googleで画像検索してみるのも良いでしょう。
その畑を観察しながら3つの特徴を探していただきたいと思います。
例えば・・・
育てる
栄養
地道
と言った特徴です。
この時点で私と違う特徴を抱いていただいても問題ありません。一例として上記3つの特徴をキーワードとして掘り下げていきますが、同じ要領で私と違う特徴をキーワードとして掘り下げてください。
キーワードを掘り下げる為の要領ですが・・・
己のキーワードを人の性格と重ねる
と言うものです。
それでは早速、私が先にピックアップした3つのキーワードを掘り下げてみましょう!
己の性格①:世話好きで優しい人
畑と言うのは野菜を育てる場所です。
この “育てる” が転じて、「己は世話好きで優しい性格」と言えます。子どもの頃はお母さんやお姉さん的な存在だったり、大人になっても何かと頼られる存在かもしれません。
もちろんこの優しさは人だけでなく、動物や植物、環境や社会に対して向けられてもおかしくないでしょう。
本質的に優しい方なので度が過ぎると過保護になる傾向もあります。干渉しないことが相手に対する思い遣りになることも知っておく必要があるかもしれません。
己の性格②:経験と知識を蓄えて自分を磨く
良い畑の条件が何かご存じでしょうか?
私はその道のプロではないので詳しく分かりませんが、栄養豊富な土壌は確実にその1つと上げることが出来るでしょう。
では人にとっての栄養とは何かと言うと、それ即ち経験や知識となるのです。
そんなことから「己は経験や知識が豊富な頼れる人」と言えそうですね。もちろん、己自ら様々な経験や知識を蓄える努力をしなければなりません。
経験や知識だけを蓄えるなら良いのですが、同時にストレスや疲れも溜め込みやすい性質があります。
己には定期的なストレス発散を心がけていただき、人生に必要な栄養を充分に蓄えていただきたいと思います。
己の性格③:積み重ねが得意
畑仕事は大変地道です。
また育てる野菜もすぐに食べられるようになるわけではありません。
その様から正に「己は地道な努力を積み重ねることが出来る性格」と言えるでしょう。お金の稼ぎ方も、人との信頼関係も畑仕事の様に丁寧に積み重ねていくことが必要です。
また(他の星の影響で)せっかちな特徴を持つのならば、ふと立ち止まり畑のペースを取り戻していただきたいところです。
さてこのような己の性格からお分かりの通り、己はスピーディーに行動することが基本的には苦手です。
傍から見ると不効率や手際が悪いようと感じるかもしれませんが、確実に歩みを進めるタイプですのでぜひ温かく見守って頂きたいです。
己の性格の表と裏

繰り返しとなりますが、私と異なるキーワードを選んでも問題ありません。
ご自身でピックアップしたキーワードと人の性格を重ねて自由に想像してください。
さて、私のキーワードを基にすると「己は優しくて経験豊富で地道な努力が出来る人」だということが分かりました。
職場にこんな先輩が居たら何かと頼ってしまいたくなりませんか?
しかし、己の鑑定はそう簡単なことではありません。
全ての性格には “裏” があります。即ち、キーワードを良い表現と良くない表現の2パターン考えていただきたいと思います。
「優しい」ならば「過保護」や「お人好し」、「経験/知識豊富」ならば「頭でっかち」、「地道な努力」ならば「遅い」と考えていきます。
この様に己が象徴する「畑」からイメージを膨らませ、人の性格と重ねていくことであなたの言葉で己を習得することを目指してください。
己の性格を鑑定する

ここまでで、己の大まかな性格についてご理解いただけたかと思います。
続いては、こんな性格の己がどんな恋愛をするのか?どんな職場に合うのか?どんな子育てをするのか?を想像してみましょう!
いずれの場合も私の想像であり、私と異なる己の姿を想像されても全く問題ございません。なんたって、占いに「正解」は存在しないのですから!
*子育ての場合は親が己の場合と子が己の場合の両面から考えてくださいね。
己の恋愛:相手に尽くす家庭的な人

己は優しくて世話好きな人でしたね。もちろん恋愛や結婚においてもこの性格は際立つことでしょう。
パートナーの事をいつも気にかけてくれたり、子どものお世話も上手にやってくれそうですね。もちろん過保護にならないように注意はしつつも、家庭的な一面を意中の相手にアピールするのは良いかもしれません。
また己と恋愛をするのであれば、スピーと重視で恋愛を発展させていくよりも一歩一歩距離を縮めて仲良くなる方が良いと考えます。
己の仕事:教育業界、後輩指導で才能開花

己(畑)は育てることが得意と冒頭でご紹介しました。
故に、学校の先生の様に人を育てる教育業界に向くと考えます。
たとえ一般的な会社員であっても後輩指導で己の良さが輝き始めます。後輩を育てると思って畑らしさを活かせると良いですね。
またより魅力的な先生、より魅力的な先輩になる為には表面的な指導力とりも、様々な経験や知識を “蓄えて” より良い畑になることを心がけましょう!
己の子育て:どんなことも挑戦を忘れないように!

子育てを考える際には、親と子の両方の側面から考えなければなりません。つまり己が子育てをする場合と己の子を育てる場合の2つの側面です。
まずは親が己の場合を考えてみましょう。
己は本質的に家庭的でありますから子育ても得意な方と十分に言えそうですね。
ただ「経験」がキーワードの干支や星は、逆に経験に無い事は苦手と感じる節があります。その為最初だけぎこちなさを感じることもあるでしょう。
この点、言い換えれば最初の一歩を踏み出すことが重要となります。色々な教育方法、習い事、コミュニケーションを取り入れて子育てに取り組めたなら畑らしい子育てが出来そうですね。
さて、己の子どもを育てる場合ですが・・・こちらについてはぜひ、ご自身でお考えいただきたいと思います。
お一人で考えられるだけのヒントはこれまでに沢山提供しています。ぜひご自身の言葉で己の子を育てる事について考えてみてください。
6種類の己の違いを探る

これまで「己=畑」の構図で話を進めてきましたが、実は一言で己と言っても四柱推命には6種類の己が存在することをご存じでしょうか?
またそれぞれ畑の季節感が異なります。
己丑 → 晩冬の畑
己卯 → 春の畑
己巳 → 初夏の畑
己未 → 晩夏の畑
己酉 → 秋の畑
己亥 → 初冬の畑
原則、私の鑑定では「あなたは初冬の畑だから・・・」と厳密に掘り下げることはしません。ただ、想像力を養うトレーニングとして6種類全ての畑の特徴を考えるのは良いかもしれません。
例えば、初冬の畑(己亥)は霜が降り土は正に栄養を蓄えている時期ではないでしょうか?
そんなイメージから己亥は(経験や知識の)吸収力が高く頼りがいのある人かもしれません。その分頭でっかちになりそうな気もしますね。
《まとめ》己の性格をもっと楽に習得する

さて己を鑑定する上で暗記すべきは「つちのと」という読み方と己が象徴する「畑」の2点だけです。
その他は、「畑」の特徴からイメージを膨らませるだけでいいのです。
またイメージを膨らませて獲得した己の性格も1つ1つ暗記する必要はありません。考え方さえ習得出来れば、必要な時に一瞬で畑の性格を列挙することが出来るはずです。
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