《占いの心得》占い師の真なる仕事と商品 “当てない” 占い師しょうへいの場合

占い師の仕事って何でしょうか？そして占い師の商品とはなんでしょうか？

占い師自身はもちろん、これから占いに頼る人、占いを学ぶ人に考えていただきたいテーマです。

占い師の商品は『占い』で仕事は『当てる』こと・・・ではありません

あなたが占い師であろうと、占いに頼るお客さんであろうとぜひ一度考えていただきたいことがあります。

それは

占い師の仕事とは何か？

占い師の商品とは何か？

と言うことです。

私は “当てない” 占い師を目指しています。その方がお客様の本質的なニーズを満たせるからと考えています。

私が考える占い師の仕事と商品をお伝えする前に、有名なマーケティングの格言をご紹介させていただきます。

お客様の真なるニーズを知る為の発想法

マーケティングの有名な格言に

ドリルを買いにきた人が欲しいのは
ドリルではなく「穴」である

アメリカの学者レビットの著書『マーケティング発想法』（1968年）で紹介されたもの。

と言うものがあります。

これ、お客様の真なるニーズを理解せずに、製品ばかりを売り込んでも買ってはもらえないという一種の教訓になります。

細かい話はご自身で検索していただくとして、この発想法を占いにも応用してみたいと思います。

占いに頼るお客様の真なるニーズとは

あくまでも私の考えになりますことご理解ください。

占いに頼る人が欲しいのは
占いではなく「悩みの解決」や
「一歩を踏み出す勇気」である

と私は考えています。

だからどんなに過去や未来を的中させたとしても、悩みが解決しなければ意味がありません。夢や目標を叶える為の一歩を踏み出せなければ意味がありません。

もちろん “当てる” ことでお客様のニーズが満たされるならそれで良いのですが、このままでは本質的なニーズの理解が不十分のように思うのです。

では、そんな事に考えを巡らせる、私の「仕事」と「商品」とは何でしょうか？

“当てない” 占い師しょうへいの「仕事」とは？

既にお分かりの事かと思いますが、私の仕事は “当てる” ことではありません。とは言ってもお客様の悩みを「解決する」事でもありません。

では、私の仕事とは何か？

それは

お客様ご自身が行動する為に必要な
言葉を心に届ける事

だと考えています。

要はご自分の悩みを解決するのはお客様ご自身であり、夢や目標に向かって一歩を踏み出すのもお客様であるということなのです。

お客様の行動が有って初めて環境が変わります。逆に言えば、どんなに “当てる” 占いを提供できたとしても、お客様が行動しない限りは何も変わらないということなのです。

私の仕事は言葉を届ける事・・・

では、私が扱う「商品」とは何でしょうか？勘の良いあなたならもうお分かりですよね！

“当てない” 占い師しょうへいの「商品」とは？

私が扱う「商品」は言葉です。

万に一つも「占い」だとは考えておりません。

より良いサービスを提供するには、言葉を磨かなければいけないということです。決して占い技術の向上ではありません。

もちろんプロの占い師を名乗る以上、技術の向上は目指さなければいけませんがそれ以上に大切なことが私にはある！と言うことです。

私の仕事は「お客様が行動するための言葉を心に届ける事」なのですから、『お客様の心』に届く語彙や表現が必要になりますよね。

余談ですが、

私は四柱推命鑑定師の事を「生まれ持った自然エネルギーの “翻訳家” 」と定義しています。要は言葉を扱う者であると自分自身を客観視しているのです。

私は “当てない” 占い師です。されど、四柱推命と言うツールを使ってあなたに「今」必要な言葉を紡ぎ届ける占い師です。

“当てない” 占い師しょうへいが目指す理想の姿

ここまでお読みいただきありがとうございます。

全く理解できない方、共感してくれる方など様々な反応が有るかと思います。

最後に１つ冷静になって考えていただきたいと思います。

もし私の仕事が「言葉を届ける事」であり、その商品が「言葉」であるなら占いでなくてもよいのでは？

と言うこと。

そうなんです！それが私が最後にお伝えしたい事なのです。

“当てない” 占い師しょうへいが目指す理想の姿とは

“占わない” 占い師

です！結局占い師を名乗ることに変わりはありませんが、“占わない” 占い師・・・そんな働き方があっても面白いんじゃないかなと考えています。

占わなくても、私とおしゃべりするだけで元気になる！そんな存在を私は目指しています。

しょうへいと四柱推命を学ぶなら！