《メンタルの強弱》鬱や適応障害など、ヒトの心を四柱推命で探りその対策を考える
ご自身の心の不調や “揺れ” に「なぜこんなに弱いのか?」と疑問に感じたことはありませんか?
四柱推命はヒトの心に強弱を紐解き、これからの人生の歩み方を探ることが出来るルールです。
ご自身の心の傾向や、心が特に弱くなる時期を知り人間関係や日々の過ごし方を変えるなど出来る対策を私と一緒に考えてみませんか?
四柱推命で探るメンタルの弱さ
多少短絡的にはなりますが、四柱推命を通してメンタルの強弱を知ることができます。ご自身の心の特徴に合わせて、人間関係や仕事選び、更には日々の過ごし方も工夫していただきたいと思います。
たかが占いではあるけれど、少しでも生きやすくなるなら占いに頼ったって良いじゃないか。そんな前向きな気持ちで、本記事を読み進めていただけますと幸いです。
まずはあなたの心の弱さを四柱推命で探っていただきたいと思います。
先天的な心の弱さと、運気などで後天的に心が弱くなるタイミングの2つに分けて探っていきます。
先天的なメンタルの弱さを探る
生まれ持った星やエネルギーのバランスからメンタルの強弱を探ります。
「この星を持つからみな一様にメンタルが弱い!」という訳ではありませんが、その傾向は大いにあると私は考えています。
ではメンタルが弱いとされる星やバランスを具体的にご紹介します。
【傷官】この星を持つだけでメンタルは格段に弱くなる
四柱推命に登場する「傷官(しょうかん)」と言う星が心の弱さに大きく関係します。
傷官のキーワードは「繊細さ」で、手先の器用さや気配りが得意な星と言われております。伝統や文化とも縁が深く、華道や茶道でその真価が発揮されるような星です。
しかしこの「繊細さ」が心に表れることでメンタルの弱さになると私は考えています。
ガラスのハートの持ち主と言う表現が正に相応しいでしょう。また自分の傷つきやすい心を守る為に攻撃的になることもしばしば。
大切な人にきつく当たってしまったことでさらに落ち込み、また大切な人とも距離が生まれてしまう・・・
そんな悪循環もありえるでしょう。
この傷官を1つでもお持ちなら、ご自身の心の繊細さに細心の注意を払い適切な心の守り方を心得ておく必要があります。
【木】このエネルギーが無い人はメンタルを病みやすい
四柱推命の根底に流れる陰陽五行論(いんようごぎょうろん)は薬膳や漢方に通づる考え方になります。
陰陽五行論によれば「木」は肝臓、筋肉、神経(精神)を象徴します。
即ち「木」のエネルギーを持つ人は生まれながらに安定した神経(精神)を持ち、「木」を持たない人は神経(精神)が弱いと解釈します(過分にある人も注意)。
と言うことは、「木」のエネルギーを持たず、且つ「傷官」を持つ人は特に注意が必要だ!と言うことがお分かり頂けるかと思います。
この点、最後にご紹介する事例でもそのリスクがお分かり頂けるかと思います。
【劫財】この星はメンタルが図太い!
傷官とは逆に、メンタルが図太い星もご紹介させていただきます。
強い自分の持ち主で、細かいことは気にしない性格が劫財(ごうざい)です。
自己主張も強く我が道を行くこの劫財は、鬱や適応障害と言った心のトラブルとは無縁の存在かもしれません。
見方を変えれば、傷官にとって劫財は “天敵” と表現できるかもしれません。特に劫財が上司、部下が傷官ならば大変キケンな環境かもしれません。
https://shohei-astrology.com/gozai_teio/不安を煽るつもりは一切ありません。ただメンタルの弱さ、病みやすさを考えた時傷官にとって注意すべき環境はしっかり理解していただかなければなりません。
それでは先天的なメンタルの弱さについてまとめさせていただきます。
先天的なメンタルの弱さ
- 「傷官」を持つ場合は要注意!
- 「木」のエネルギーが無い場合は要注意
- 「劫財」のメンタルは図太く、傷官にとっては注意すべき相手
後天的にメンタルが弱くなる時期を探る
1年を通して季節が移ろいゆくように、ヒトの心も運気に合わせて移ろうものです。
メンタルが弱くなりやすい時期を事前に知っておけば、対策出来る事もあるのではないでしょうか?
私の経験では、次の3つのタイミングで心が不安定になる傾向が強いと考えています。
- 天中殺が巡った時
- 「健康」がテーマの1年が巡った時
- 60年に1度の凶運が巡った時
【天中殺】運気と環境の急変にメンタルが崩れやすい!
私の四柱推命では12年周期で運気が巡ります。その内の3年間を天中殺とし心が乱れやすい時期として鑑定します。
特に天中殺に入りかけた時/入った直後は運気が急変し、人間関係の変化に心が順応できないケースが数多く存在します。
これは占い師として断言できるほど多くの実例を持っています。先述した傷官や木のエネルギーの有無に関わらず、みなその影響を受けやすいのが特徴です。
とは言え天中殺は12年生きれば必ず3年巡りますし、いつ巡るのかも事前に知ることができます。事前に分かるのなら出来る対策だって沢山ありますよね!
ここでは一旦簡単にできる天中殺の対策をご紹介して、次の「健康」がテーマの年に話を進めたいと思います。
https://shohei-astrology.com/tenchusatsu_preparation/【健康】溜まった疲れやストレスがメンタルに現れる!
天中殺と同じように12年周期で巡る運気の中の1つに「健康」がキーワードの運気が存在します。
比喩的な説明となりますが「運気の夏バテ」が起こります。12周期で巡る運気を春夏秋冬の四季に当てはめて、夏の1年目を「健康」とします。
実生活でも梅雨が明け暑さが本格化した時に、体が順応できずに夏バテを起こしますよね。同様の現象が運気にも起こるのです。
あなたにいつ「健康」の年が巡るか知りたい方はこちらからチェックしてみてください!
https://shohei-astrology.com/calendar_2024/【60年に1度】凶運が巡る時のメンタルは未知
60年に1度だけ巡る特殊な運気があります。その中でも凶の作用が大変強い運気が2つ存在します。
- 天剋地冲(てんこくちちゅう)
- 晦気(かいき)
です。それぞれに運気の “傾向” はありますが、共通点として求めていない出来事が起こる・・・と言った運気で結果的にメンタルのバランスを崩す方がいらっしゃいます。
その対策もしっかり存在するのですが、それには本格的な鑑定が必要となりますので2つの存在のご紹介までとさせていただきます。
https://shohei-astrology.com/list_tenkokuchichu/それでは後天的にメンタルが弱くなるタイミングについてまとめさせていただきます。
後天的にメンタルが弱くなるタイミング
- 天中殺:運気や人間関係の急変に注意
- 健康の年:疲れやストレスがメンタルに出てくる
- 60年に1度の凶運:求めていない出来事が起こりやすい
四柱推命がメンタルに出来る事
ここまで先天的なメンタルの強弱と、後天的にメンタルが崩れやすいタイミングをご紹介してきました。
当たり前のことですが、四柱推命は「知る」だけでお終いではありません。必ず明るい未来に向けて具体的なアクションを探ることもできるのです。
ここからは先天的にも、後天的にもメンタルが弱い方が出来る具体的なアクションをお伝えいたします。
先天的にメンタルが弱い人がすべき事
先天的にメンタルが弱い人は・・・
- 「傷官」を持っている
- 「木」のエネルギーが欠けている
とお伝えしてきました。厳密にはもっと加味すべきポイントがあるのですが、一旦この2つに対して出来るアプローチをご紹介します。
傷官は繊細な星でした。その繊細さを内(心)で発揮するのではなく、外に向けて発揮するようにしてみませんか?
具体的には、ネイルなど器用さ繊細さが求められる趣味を始めてみたり、歌舞伎鑑賞や博物館めぐりなど伝統文化に触れることで傷官のエネルギーを外に向けて使っていきます。
これで万事解決するわけではありません。
心の繊細さはあなたの個性の一つでそれを根本から変えることは求められません。そこで傷官を外に向けて上手に使い、ガラスのハートを守ることに考えをシフトしていきます。
続いて「木」のエネルギーが欠ける場合のアプローチですが、これは物理的にストレスを発散させることが先決です。
ストレッチやマッサージで固くなった体を解したり、スポーツやカラオケで定期的にストレスを発散することを心がけてください。
そもそもこれは体質の話なのです。ストレスを溜め込まない生活習慣そのものが「木」が欠けている人に必要なアプローチとなります。
後天的にメンタルが弱くなる前にすべき事
「傷官」や「木」のエネルギーの有無に関わらず、運気の影響を受けてメンタルが弱くなる時があります。
- 天中殺が巡った時
- 「健康」がテーマの1年が巡った時
でしたね。
運気ですので事前にそのタイミングを知ることができます。
天中殺に関しては、天中殺が始まる6ヵ月ほど前から断捨離を行うことをおススメします。これ、モノを捨てる断捨離だけではありません。
不要なご縁と距離を置くヒトの断捨離、やる事を減らすコトの断捨離です。
断捨離とメンタルが中々紐づかないかと思いますが、ぜひ騙されたと思ってやってみてはいかがでしょうか?
https://shohei-astrology.com/tenchusatsu_preparation/さらに健康の年に関しては至極単純なアプローチがあります。
それはしっかり自分の心と向き合うことです。少しでも苦痛を感じたり悲鳴が聞こえたなら、週末は自然の中に飛び込んでリラックスしてください。
例え不調を感じなくても、毎晩湯船に浸かって疲れを取ってほしいと思います。
「健康」の年だから必ず不調になるわけではありません。心と身体を労い整えることで、このキーワードをプラスに使っていけば十分な対策となるのです。
メンタルに関する実例のご紹介
最後に私が実際に鑑定した事例をご紹介します。
今回は「傷官」と「木」のエネルギー、並びに天中殺と健康の年に的を絞って鬱や適応障害などメンタルのバランスを崩してしまった方々を一覧にします。
沢山の例外が存在しますので、あなたも必ずそうなるのだと考えることはございません。占い師にとって “都合の良い” 辞令を並べただけだと軽い気持ちでご覧ください。
事例一覧
Aさん(女性):
「木」のエネルギーは0個。天中殺に入って8ヶ月目に仕事のストレスから適応障害になりました。
Bさん(女性):
傷官2個、「木」のエネルギーは0個。良い運気は巡っていましたが10代で鬱病を発症しました。
Cさん(女性):
傷官1個、「木」のエネルギー3個(多すぎ)。28歳の若さで自らの命を絶ちました。
Dさん(男性):
傷官1個、「木」のエネルギー0個。10代で鬱病を発症し、40代になった今も気持ちの浮き沈みが激しい。
Eさん(男性):
傷官0個、「木」のエネルギー1個。健康の年が巡った直後に心を病み仕事を辞める。1年間の休養中に鑑定にお越しになりました。
Fさん(女性):
傷官0個、「木」のエネルギー1個。天剋地冲が巡ったタイミングで人生急降下、その翌年に天中殺が始まり「死んで楽になりたい」と願う毎日を過ごす。
まだまだたくさんの事例を持っているのですが、これくらいにしておきましょう。
読んでるだけで気持ちが暗くなってしまいますしね。
占いに頼ったって良い、そうメンタルを変えていこうよ!
この記事を最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
四柱推命をはじめとした占いは万能ではありません。医学の様に客観的に何かを証明できるわけでもございません。
ただ私の様な占い師しか持たない価値観や視点が存在します。私の様な占い師にしか紡げない言葉があります。
占い師に頼ったって良いんです
どうぞ深く悩み、元の自分に戻れなくなる前に私の四柱推命を使ってください。
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