《天中殺を楽しむ!》過ごし方を工夫して、「いつもと違う」を楽しめる天中殺にしよう!
天中殺を熟知する占い師ならではの、天中殺の過ごし方をご紹介!
独り歩きする天中殺のイメージを払しょくします。
そもそも天中殺とは
一言で天中殺を説明するなら運気が大きく乱れる時期となります。
- 六星占術なら「大殺界」
- 0学なら「0期」
- 五星三心占いなら「裏運気」
と、手法に応じてその “概念” の名称が異なります。
私の四柱推命では、天中殺を運気の冬として紹介しており12年に3年、12ヶ月に3ヶ月、12日に3日の頻度でみな平等に天中殺が巡ります。
天中殺は運気の “パイプ” に穴が空く
私の師匠の言葉を借りると
天中殺とは、
運気が通る “パイプ” に穴が空いて、普段よりも運気の上下が激しくなる
時期です。
それ故に天中殺は良くも悪くも極端な出来事が起こる傾向があるわけです。ここで注目してほしいのは「良くも」悪くもなのです。
そう、天中殺は上に向かって運気が伸びることもあるのです。
とは言え、運気が不安定なことに違いはありません。良い出来事に対していつも以上い謙虚に向き合う必要があるでしょう。
出来事の良し悪しを決めるのはあなた自身です。どんな出来事にもプラスの要素を見つけて、前向きに向き合っていきたいですね。
天中殺は運気の冬
繰り返しになりますが、私の四柱推命では天中殺を運気の冬としてお伝えしています。
クマが冬眠するようにジッと冬を乗り越え、また土が枯葉から栄養を蓄えるように「自分磨き」に時間を使うべき時期です。
いずれも、次に巡る運気の春に向けての準備期間と考えると、天中殺の印象も少しは変わませんか?
そもそも天中殺とは
- 運気が大きく乱れる時期
- 「良くも」悪くも極端な出来事が起こりやすい
- 運気の冬に相当。運気の春に向けて準備をする期間とも考える
天中殺を楽しく過ごすための2つの心得
この記事では、天中殺を楽しむための2つの心得をご紹介します。
天中殺の運気は普段の運気の性質とは異なります。だからこそ様々な発見があるはずなのです!
【心得その1】「いつもと違う」を楽しむ
普段は “パイプ” 中を上下する運気ですが、天中殺になるとその “パイプ” に穴が空き運気が大きく上下します。
天中殺の影響を受けて、自分のキャパ(能力値)以上の仕事を任されるかもしれません。どんなに難しい仕事でも、尻込みせずに積極的に取り組むべきと考えます。
きっといつもとは違う「自分」であったり、自分の意外な能力に気が付くこともあるはずです。
人間関係も同じく天中殺の影響を受けて、いつもと違うタイプの人と出会い仲良くすることもあります。
好き嫌いせずにその人たちの事を知ろうとする努力や、学びを得ようとする気持ちを持って「いつもと違う」を楽しんでいただきたいです。
仕事と人間関係以外にも「いつもと違う」要素は現れます。
そんな “違い” に目を向ける事、また “違い” の訪れに準備することで天中殺を楽しんでみませんか?
【心得その2】3つの “余裕” を準備する
天中殺の陰の影響として、自分に自信を失ったり焦ったりすることがあります。またそんな状況に追い打ちをかけるように様々な出来事が起こる可能性があります。
天中殺に振り回されない為にも、次の3つの “余裕” を予め準備しておきましょう。
3つの “余裕”
時間の余裕
心の余裕
お金の余裕
この他にも “余裕” があって良いと思いますが、一旦この3つに絞って “余裕” を確保してみましょう。
それぞれの “余裕” がどのように天中殺に効果があるのかは各々想像していただくとして、ポイントは天中殺の “極端な出来事” に対処できるように “余裕” を持つことと、「いつもとは違う」を呼び込み楽しむための余白を持つことと認識してください。
天中殺は何もするな!
と伝える占い師もいるようですが、不安定な運気の天中殺でも出来る事は沢山あります!
どうぞ3年間、3ヶ月、3日間の天中殺を無駄にせず、逆に楽しんでいただきたいです。
天中殺を楽しく過ごすための2つの心得
- 「いつもと違う」仕事や人間関係を楽しみ、気づきを得るようにする。
- 時間、心、お金の余裕を確保して「いつもと違う」を呼び込む余白を作る。
この2つを心得ておくだけで、天中殺の印象や実際の影響が変わるはずです。これ、私の実体験としてそう感じています。
私が楽しんだ「いつもと違う」天中殺
最後に私の実体験をご紹介させていただきます。
運気が大きく乱れる天中殺ですから、良いことも良くないことももちろん私の身に起こります。それでも「いつもと違う」を楽しみ、様々な気づきを得るように心がけています。
Mr.マリックの通訳をした天中殺
2017年~2019年の3年間が直近の天中殺でした。
天中殺に入ったばかりの17年5月にMr.マリックの上海公演の通訳に抜擢されます。そして同年11月に上海公演のため1週間同行しました。
かの有名なスプーン曲げなど “言葉” が重要な役割を担う氏のパフォーマンスは、私にとって大変荷が重い仕事になると感じました。ただ年に天中殺が巡っていたことを知っていましたので、躊躇することなく有難く引き受けることとなります。
この出来事の面白い点は、天中殺を抜けると同時にマリックさんと疎遠になってしまったことです。2020年に通訳のお仕事を頂戴しましたが、新型コロナの影響でキャンセルに・・・
天中殺限定のご縁、即ち「いつもと違う」ご縁だったのだと感じます。
MCに抜擢された天中殺
毎年9月~11月の3ヶ月間は、私に月の天中殺が巡ります。
2023年の天中殺では、3つの “余裕” を意識して天中殺を楽しむ準備をしていました。
天中殺に入ってすぐの頃、マジックコンテストのMCに抜擢されました。
このコンテストはマジック界のオリンピックと称される世界大会(FISM)の日本選考会で、日本マジック界においては重要なイベントなんです。
マジシャンとして長年活動してきましたが、MCを務めるのは今回が初めてです。
正に、天中殺の「いつもと違う」出来事が起こったのです!
もちろん、この出来事も天中殺限定的と考えますので今後MC業を開拓するつもりはありません。それでも、天中殺ならではの仕事をしっかり楽しもうと思います。
《天中殺を楽しむ》まとめ
天中殺を怖がるのはもうおしまいです。今日から天中殺をどう楽しむかに頭を使っていきましょう!
- 天中殺とは運気の冬に相当し、運気が大きく上下する時
- そんな天中殺に起こる様々な「いつもと違う」を楽しもう!
- 時間、心、お金の余裕を作って「いつもと違う」を呼び込む余白を準備しよう!
- 「いつもと違う」仕事や出会いから気づきや学びを得て、これからの人生の肥やしに使用!
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