空亡とは誰しもが生まれ持った「穴」のこと
空亡を使ってご縁に空く「穴」を探る
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空亡とは
空亡は様々な占いで採用されている考え方ですが、その重要度についてはその手法や流派、個人の鑑定師によって大きく異なります。
私の四柱推命では空亡を基に運気の波、他者とのご縁、方位を探るために使用します。
この記事では空亡を基に他者とのご縁に空く「穴」を探り、同時に困った時に誰に頼るべきかを考えていきます。
自分の空亡を知る
まずはご自身の空亡を知ることから始めて観ましょう。
空亡は全部で6種類あります。
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子丑空亡、寅卯空亡、辰巳空亡、午未空亡、申酉空亡、戌亥空亡です。
次に紹介する簡易鑑定のページに進み生年月日を入力してください。
画面左上にある「天中殺」に表示される2つの空亡の内上段の空亡があなたの「穴」に相当します。

「穴」と共に生きる
空亡は様々な使い方があります。
空亡だけで成立する占いもあるほどですので、その奥深さは果てしないのでしょう。
空亡の概要について知りたい方はこちらをどうぞ

戌亥空亡の「穴」:家系の流れ
戌亥空亡のご縁に空く「穴」は『家系の流れ』です。
家系の流れとは両親から自分の流れと自分から子どもの流れのこと事を言います。
親が居ない、子どもが授からないわけではなく運気としてその流れが非常に弱い傾向にあります。
戌亥空亡の家系の流れとは具体的にどのような現れ方をするのでしょうか。
戌亥空亡は6つの空亡の中でも特に孤独で努力家な人が多いと言われています。それは家系といった自分の根源とのご縁が薄いことに起因するかもしれませんね。
親から自分への流れ
親と自分の流れが非常に弱い傾向にあります。
具体的には親からの経済的支援が無いまたは理解してもらえないなどが考えられます。
仲が悪いわけではありませんが親があなたの心の支えになることは期待すべきでないでしょう。
自分から子どもへの流れ
あなたとあなたの子どもとの関係でも同様の事が言えます。
特に意識しておきたいのはあなたが行っている事業などを子どもが継ぐようなことはありませんので、後継者として期待することは控えるべきでしょう。
自分の想いや仕事などは自分の家系とは別の誰かに託すべきかもしれません。
欠けたご縁を活かす
「穴」を塞ごうとしてはいけません。これもまたあなたの一部なのです。
さて戌亥空亡の「穴」の活かし方ですが自ら家系の流れを断ち切ることが求められます。
親や子どもと絶縁する必要はありません。要は「継ぐ」と言った繋がりを切る必要があります。
親の家業や実家を継がない、子どもに自分の仕事や家を継がそうとしないだけで十分でしょう。
また早くに実家を出て自立しなければあなた本来の力を発揮することができませんし、同様に親として子離れ出来ないようでは自分の運気を殺してしまいかねません。
家系の流れを断ち切るとは親、自分、子のそれぞれが個々に自立する関係を目指すと言えるでしょう。
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戌亥空亡に必要なご縁
通常6種類の空亡を円形に並べた時、対極にある空亡が欠けているご縁を求める傾向にあります。
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これを「必要なご縁」と解釈し困った時の相談相手などに選ぶと良いアドバイスがもらえると解釈しますが、戌亥空亡はその限りではありません。
では戌亥空亡に必要なご縁とはいったい誰なのでしょうか?
困った時の相談相手
戌亥空亡の場合、対極にある辰巳空亡その人を必要なご縁と認識します。
困った時、行き詰った時に周囲にいる辰巳空亡を探してください。できれば親や親せきではない辰巳空亡に頼るといいでしょう。
あなたに必要な言葉を持っているはずです。
全ての空亡が対極にある空亡と相互補完の関係になり戌亥空亡以外でも有効な開運手段となります。
まとめ
戌亥空亡の人は「家系の流れ」が欠けている、または弱い傾向にあります。
親からの支援や理解が得られずあなたの支えにならないかもしれません。
それを逆手に取り家業や家を継がず家系の流れを敢えて断ち切ることが戌亥空亡に必要な生き方です。
同様に自分の仕事や想いを子どもに押し付けるようなことはしてはいけません。
親、自分、子どものそれぞれが自立し家系とは違うところで支えを作っていくように意識しましょう。