６０年に１度の最悪の運気と呼ばれている天剋地冲。
2021年に私が出会った鑑定例をご紹介します。
もくじ
天剋地冲とは
天剋地冲とは自分を象徴する天干と自分を支える地支が同時に攻撃され非常に不安定な運気のことを言います。
天剋地冲のキーワードは「破壊」と「終焉」です。
何も知らずに天剋地冲を迎えると思いもよらない出来事が起こるかもしれません。
天剋地冲の実例２０２１
2021年1月から今日までに出会った天剋地冲をご紹介します。
2021年が天剋地冲の年であったり、数年前に天剋地冲を迎え人生の節目を迎えた方までいらっしゃいました。
表面的な出来事だけをご紹介するだけに留め天剋地冲の運気の現れ方を知っていただきたいと思います。
ケース１：心の支えだった母の他界
2021年に実のお母さまを亡くしてからずっとふさぎ込んでしまったクライアントです。
運勢を見てみると2021年が正に天剋地冲の年でした。
お母さまが亡くなってからというもの、心の支えが無くなり生きている実感が湧かないほど生気をを失ってしまいました。
半年ほど過ぎて少し前向きになり始めたタイミングで鑑定にいらっしゃいました。
天剋地冲のキーワードである「破壊」が強く現れた出来事でしたね。これ以上の不幸が無いように気学でアドバイスを行いました。
ケース２：交通事故で体が不自由に
2022年の運勢鑑定をご夫婦でお申込みいただいたクライアントです。
旦那様が10年前に交通事故で足が不自由になってしまったとのことで過去の運気を遡ってみると、正に天剋地冲の年に事故で入院されていました。
事故から半年ほど入院しリハビリに1年以上かかったとか・・・
奥様には5年後に天剋地冲が巡りますので今からできる厄除けと５年後の鑑定をお約束しました。
ケース３：婚約した相手が結婚詐欺師だった
とあるイベント出会った女性の話です。
私が占い師と知ると過去の恋愛について話し始めました。20代半ばに結婚詐欺の被害に遭ったと言うのです。
実業家と名乗る男性と出会ってすぐに恋に落ち半年後に婚約。順風満帆かと思いきや間もなくして事業に失敗したからお金を貸してほしいと婚約者から相談を受けたそうです。
数回に渡りお金を工面したある日突然音信不通になってしまいました。自宅に行ってももぬけの殻・・・最初は心配していたものの友人の助言で結婚詐欺と気が付いたとか！？
さてこの女性は天剋地冲の年が数か月後に迫ったタイミングでその詐欺師と出会い、天剋地冲の年に婚約したそうです。
これをきっかけに恋愛を控え仕事に専念したとか。そのおかげか仕事では大成功を収めているようです。天剋地冲で何かが吹っ切れたのかもしれませんね。
天剋地冲を活かす人もいる
天剋地冲というと「６０年に一度の最悪の年」、「最悪死ぬ」と悪いイメージばかりが付きまといます。
しかし悪いことばかりでないのが本来の天剋地冲です。
最後に天剋地冲を活かした鑑定例をご紹介します。
ケース４：天剋地冲で早期退職
定年退職を３年後に控えた男性が老後の運勢を聞きにお越しになったときの話です。
老後に相応しい働き方や趣味などを相談されたのですが私が強くお勧めしたのが早期退職でした。
ご本人も相当驚いていたようで笑い始めましたが、事の重大さを知ると私の話に耳を傾けてくれました。
と言いますのも、翌年の2022年はこの男性にとって天剋地冲が巡る１年でした。
天剋地冲が来ることを知っていれば何も怖いことはありません。素直に「破壊」や「終焉」を自身の人生に取り入れれば悪い出来事は起こらないと考えます。
そこで定年退職も間近なこの男性に早期退職を対案したのです。自分のキャリアを終わらせることに天剋地冲を使うのです！
元々早期退職に興味があったようで熱心に具体的な退職時期などを聞いてくれました。そして先日、早期退職に向けて会社と調整が始まったことをご報告いただきました。
どんな運気も共通しているのですがテーマやキーワードを先取りするように過ごせば原則悪いことは起こりません。逆に運気の波を乗りこなすきっかけになるはずです。
今年は天剋地冲の多い年だった
最後に2021年は天剋地冲を鑑定する機会が非常に多かったと実感しています。
過去の天剋地冲も含めみな様々な形で運気の影響を受けているようでした。
ただ先ほどもお伝えした通り天剋地冲が巡ることを事前に知っていれば何も怖いことはありません。
テーマの先取りや運気の波に乗ることを意識して天剋地冲で人生の再スタートを切りましょう！
今日のまとめ
- 天剋地冲の年に心の支えだった実母を亡くした
- 天剋地冲の年に事故に遭い体が不自由に
- 天剋地冲の年に結婚詐欺に遭った
2022年は丙申（ひのえさる）の方に天剋地冲が巡ります。さぁ、今知った来年の運気のもとにあなたはどんな行動を起こしますか？
