夫婦の「調和」をデザインする!風景で目指す二人の夫婦円満
二人で作る風景で夫婦円満を目指す
ご夫婦二人の相性を、風景と捉えて鑑定する手法をご紹介いたします。
まずご理解いただきたいのは、単純な相性の良し悪しを決める為の手法ではありません。良し悪しに捉われず、お二人に必要な調和ある関係を探る手段としてお使いください。
四柱推命では、人を10種類の自然エネルギーで表現します。その10種類と言うのが次になります。
樹木、野花、太陽、月、山、畑、鉄、宝石、海、雨
「あなた」と「あなたのパートナー」を象徴する自然エネルギーを組み合わせて、1つの風景をイメージ。そして、調和がとれる関係を探っていきます。
「風景」をイメージする……
たったそれだけなのです。とは言え、夫婦二人が納得し「目指したい!」と思える風景を探すのは結構大変な事かと思います。
それでも、風景を通してお二人が目指す理想の夫婦像が見えた時、二人の関係はより良くなることをお約束いたします。
夫婦円満を目指す風景の作り方
それでは、実際の手順をご紹介していきましょう!
- 「あなた」を象徴する自然エネルギーを知る
- 2人の自然を重ねて風景を作る
- 2人に必要な調和を考える
外部のシステムを使用して「あなた」や「あなたの大切な人」を象徴する自然エネルギーを調べる必要がありますが、そのひと手間だけですのでどうぞお付き合いくださいませ。
【1】「あなた」を象徴する自然エネルギーを知る
繰り返しになりますが、四柱推命では「人」を自然に例えて鑑定します。この「何か」を、私は自然エネルギーと呼んでいます。
まずは次にご紹介する簡易鑑定より生年月日を入力して、「あなた」を象徴する自然エネルギーを確認してみましょう。
指定のポイントをメモしたらこの記事に戻ってきてくださいね!
簡易鑑定を使おう!
『簡易鑑定』で、あなたの生年月日をご入力いただき命式を作成してください(時刻は原則不要)。
命式が完成したら次の写真で、赤い丸で囲まれている部分をメモしておきましょう!
新しいタブで開きます
漢字二文字の左側の漢字を基に、次の一覧から「あなた」を象徴する自然エネルギーを確認してください。
▼
甲:樹木
乙:野花
丙:太陽
丁:お月様
戊:山
己:畑
庚:鉄
辛:宝石
壬:海
癸:雨
私は1989年1月6日生れで、「丙」となります。
上の一覧で丙は「太陽」となりますので、私を象徴する自然エネルギーは「太陽」である!
となるわけです。
これを「あなた」だけでなく「あなたのパートナー」の分までお調べいただけましたら、いよいよ相性鑑定のスタートです!
【2】2人の自然を重ねて風景を作る
それでは2つの自然エネルギーを使って、1つの風景を作ってみましょう。
ざっくりとした相性の良し悪しは、風景として成り立つかやキレイな風景となるかで判断します。
便宜上「良い相性」「悪い相性」と表現しますが、後述する調和さえ取れれば「悪い相性」なんてものは存在しません!
例)調和のとれた風景
まずは練習として、お月様(丁)と海(壬)で風景を作ってみましょう。
広大な海に月明かりが灯る様子を想像できませんか?
例えばこんな風景
風景として成り立ちますし、何よりキレイですよね!
実際、お月様と海は「干合(かんごう)」と言って、特別良い相性となっています。
・風景として成り立ち、キレイなイメージ
↓
調和のとれた風景
続いては調和がとれていない風景の一例を考えてみましょう。
例)悪い相性
太陽(丙)と雨(癸)、で風景を作ってください。
どうでしょう?
雨雲が太陽を隠している様子が、想像できるかと思います。
この様に、一方がもう一方の “魅力” を消してしまうような風景は「調和がとれている」とは言えませんよね。もちろん、ご夫婦としても夫婦円満は実現できないかも・・・
太陽と雨の風景は、顕著で分かりやすい例となるはずです。
・一方が、もう一方の魅力を消してしまうメージ
↓
調和の無い風景
イメージしづらい風景を考える
全ての組み合わせが、容易に風景として成り立つわけではありません。
例えば、海(壬)と鉄(庚)を考えてみましょう。鉄の塊が海底に沈んでいる様子でしょうか? それとも、鉄鍋で海水を掬う様子を考えますか?
この様な時は柔軟に、そして自由に想像していただきたいと思います。
海と鉄ならば、船が静かな海面に浮かぶ風景なんていかがでしょうか?
自然エネルギーの組み合わせは全部で100パターンあり、その1つ1つの組み合わせに決まった風景などありません。
「あなた」と「あなたの大切な人」でキレイな風景を一緒に想像し、そんな調和のある関係性を目指していただきたいと思います。
【3】2人に必要な調和を考える
風景でデザインする夫婦円満の最終段階となりました。
キレイでない風景の相性では、いくら頑張っても夫婦円満は実現できないのでしょうか?
また調和のとれた風景は、常に夫婦円満と言えるのでしょうか?
私の四柱推命ではお二人の心や歩み寄りに重きを置いています。だから断定的な表現はしませんし、常にお二人が輝く未来をデザインすることに努めています。
調和の無い風景を考える
先に紹介した太陽(丙)と雨(癸)の風景を、いま一度見てみましょう。
雨雲が太陽を隠している様子が分かりますね。
これでは、太陽が生き生きと過ごせる関係性は実現できないでしょう。
でもね!
そんな太陽と雨の関係であっても、虹を作ることはできるはずなのです。
例えキレイな風景を作れない2つの自然エネルギーであっても、「どうしたら調和の有る風景となるのか」と考え、そんな風景を目指してお二人の関係を構築していくべきと私は考えます。
一見、最低の関係の様に見える太陽と雨でも、2人が目指すなら虹をかけることができるはずなのです。
キレイな風景を作れない場合でも
↓
「どうしたら調和の有る風景となるのか」考え、
お互いに構築していくことで調和できる
※ これが本当の意味で「悪い」相性というものは無く、「良いに変えることができる」という、私の四柱推命の鑑定スタイルです。
調和の有る風景を考える
最後に、調和の取れている海(壬)と鉄(庚)の風景をもう一歩踏み込んで考え、この相性鑑定の解説を終えたいと思います。
この写真を見る限り大変静かな港を想像します。想像力豊かな方は、カモメの鳴き声だってこの写真から聞こえるかもしれません。
そんな調和の有る風景でも、一瞬にしてその調和が崩れ去ってしまうこともあるのです。
例えば、波が荒々しくうねったらどうでしょうか?海面に浮かぶ船は、一瞬にして転覆し海底へと沈んでしまうでしょう。
キレイな風景が容易に完成しても、その関係に油断は禁物なのです。目の前の調和に安心せず、いつまでもそれを維持できるようにお互いの努力が必要と言うことなのかもしれません。
キレイな風景を作れる「良い相性」でも
↓
維持できるよう
お互いに努力することが大事
調和のとれた風景を夫婦で一緒にデザインする
今日ご紹介した風景で目指す夫婦円満の方法ですが、これあなた一人で取り組んでも意味がありません。
必ずお二人一緒に調和のとれた風景を探り、お互いに納得できるものを目指していただきたいと思います。それが私の四柱推命であり、夫婦本来の姿だと考えています。
【1】「あなた」を象徴する自然エネルギーを知る
【2】2人の自然を重ねて風景を作る
【3】2人に必要な調和を考える
この手法では「具体的に何に気を付ければ良いか」を探ることはできませんが、「調和の感覚」を簡単に今すぐに感じることができます。
また相性が良い・悪いで終わらせず、イメージすることを楽しみながら「どうすれば調和がとれるのか」と、より良くする糸口をお二人で考えることに努めてください。
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