自分を知る為の四柱推命講座(ラスト1講座)
占いマインド

《占いの心得》“当てない” 占い師が考える、占い師に必要な3つの資質とは?

私は占い師を育てるお仕事もしております。占い業に興味のある方から「占い師に向く星は有りますか?」「必要な資質は何でしょうか?」と度々質問を受けます。

向き不向きはさて置き、私が考える占い師に必要な3つの資質についてお話させていただきます。

四柱推命鑑定師 しょうへい

型にハマらない自由な四柱推命を通して、どんな相談にもお客様の主体性とモチベーションを引き出すような言葉を紡ぐ占い師。

多くのクライアントから「自分の目指す方向が見えてきました」、「自分の本質を見つめ直すことができた」、「絡まった心の糸がほぐれた」など前向きなコメントが多く届いている。

四柱推命を教える講師としても、「10冊の参考書よりも学びが多い!」とその分かりやすさに定評がある。

そもそも、四柱推命に霊感や直感は必要ない

まず初めによくある誤解をご紹介します。

占い師になるには特別な力は必要でしょうか?

と言うもの。

霊感や直感と言った素質が必要な占術は有るかもしれません。しかし、少なからず私が取り扱う四柱推命においてその手のものは不要です。

私自身、霊的なものを見たり感じたりした経験は一度もありませんし、オーラの類も見えません。それでも占い師としてお金を稼ぐことはできますし、(勝手に)“当たる” ことも十分あります。

私が考える占い師に必要な資質はもっと俗物的当たり前のものです。この記事では、私が考える占い師に必要な3つの資質についてご紹介いたします。

その3つの資質とは・・・

  1. 傾聴力
  2. 常識と非常識
  3. 表現力

です。

もちろん、私の考えに過ぎませんので参考程度に読み進めてください。

【占い師に必要な資質その1】傾聴力

占い師として独立した当初から「占い業の半分以上は人の話を聞くことだな・・・」と感じていました。

お客様によっては、それこそ愚痴に近いような相談内容を延々とお話されます。また話し終えたところで、相談の肝となる「私はこうしたい/こう在りたい!」が見えてこないことも多々あるのです。

要は、

今の状況や悩みを上手に説明できない方が大勢いらっしゃる

ということなのです。

そこで相談の肝となる部分を引き出す為にも、適切な相槌や質問を投げかけて話を掘り下げる『傾聴力』が必要となるわけです。

ここを意識しないと、言葉通りお客様の話や愚痴を聞くだけで終わってしまいかねません。

『お客様の心』を知り、お客様に必要な言葉を紡ぎ出す為にも『傾聴力』が必要だと考えます。

【占い師に必要な資質その2】常識と非常識

次にご紹介する資質は『常識と非常識』です。

二律背反する概念ですが占い師にとって必須の資質だと考えています。

常識が必要な理由

占い師が提供するアドバイスは常識的に許容される内容でなければなりません。

会社を辞めるにしても明日辞めるわけにはいきません。収入の問題や家族の理解も必要ですし、会社から恨みも買いたくありません。

また運気の悪いタイミングに入籍したカップルに、「一度離婚して来年入籍し直しなさい!」と言うことが出来るでしょうか?

(このようなアドバイスをされたというカップルが私の元に来たことがあるのです。)

要は、常識的なアドバイスでないとお客様が行動してくれないという訳です。

当たり前だろ!

と、思うかもしれませんが非常識な行動を求める考えと言うのが占いの中にはある物なのです。

非常識が必要な理由

続いては「非」常識です。

これは『傾聴力』にも通ずる話なのですが、お客様のお話を聞いていると “常識的に考えて” 「おかしいだろ!」と思うことも少なからずあります。

そんなお客様に対して「それは間違っています!」、「おかしいと思います!」と、自分の価値観で判断することは望ましくないのです。例え明らかに社会の倫理に反していてもです。

お客様は説教を聞きに来たわけではありませんし、きっと家族や友人から繰り返し否定された後に泣く泣く占い師に頼っているかもしれないのですから。

この点、非常識よりも価値観の柔軟性と表現した方が分かりやすいかもしれませんね。

【占い師に必要な資質その3】表現力

最後にお伝えする資質は『表現力』です。

下の記事でも少し言及しているのですが、占い師の仕事は「お客様が行動するための言葉を心に届ける事」と申し上げております。

その言葉を届ける際に必要となるのが『表現力』なのです。

《占いの心得》占い師の真なる仕事と商品 “当てない” 占い師しょうへいの場合 占い師の仕事って何でしょうか?そして占い師の商品とはなんでしょうか? 占い師自身はもちろん、これから占いに頼る人、占いを学ぶ人に...

乱暴に「こうしなさい!」と伝えて、お客様が行動するはずがありません。

『お客様の心』に寄り添った言葉を、その心に響くように表現しなければなりません。その為にも占いの技術もさることながら、表現力を日々磨かなければいけないと感じています。

人の為を想う占い師を目指す方へ

繰り返しとなりますがこれは全て私の考えに過ぎません。

そんな私の考えでは占い師に必要な3つの資質を傾聴力常識と非常識、そして表現力と挙げさせていただきました。

もちろん、あなたなりの資質を求めても良いはずです。

ただ全てはお客様の為であり、“当てる” 為の資質でないことはご理解ください。

私は普段、この3つの資質を意識しながら鑑定に励んでいます。そのおかげで多くの方から喜びの声を頂戴しております。

お客様の声を集めました 鑑定師 しょうへい 「自分の目指す方向が見えてきました」、「自分の本質を見つめ直すことができた」、「絡まった心の糸がほぐれた」など前向...

私の占い師としての価値観に共感していただける方、または私の様な占い師から四柱推命を学びたいとお考えになられましたらお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

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