専門知識不要!
どなたでも簡単に出来る相性占いをご紹介します。大切な人との調和のとり方を私と一緒に探ってみませんか?
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はじめに
相性鑑定と聞けば、往々にして恋仲の相性を探るために使うことをイメージするかと思います。
私にご相談いただく相性鑑定の8割以上が専ら意中の相手や恋人との相性を鑑定します。その他はビジネスパートナーや上司/部下の相性が多いです。
さて、簡単な相性鑑定でも陰陽五行(いんようごぎょう)の知識が必要だったりと、四柱推命の相性鑑定は星座や血液型などの様に気軽に出来るモノではありません。
しかし今日私がご紹介するのは専門知識なしで出来る、且つ汎用性の高い相性鑑定です!
本気の相性鑑定(17項目)
最初に私が通常行っている相性鑑定の鑑定項目についてざっくりご紹介します。
基本の相性:4項目
特別な相性:12項目
結婚の相性:1項目
通常、恋愛の相性鑑定であれば「基本相性」と「結婚の相性」を重要視し二人の潜在的な問題や距離感などを探ります。
仕事を中心とした恋愛以外の鑑定では「基本相性」に加え「特殊な相性」を使い様々な角度から相応しい関係性を探ります。
「人生のキーパーソン」や「困ったときに助けてくれる相手」などが分かるので一見の価値ありなのですが、専門的な知識が必要となるのでブログでは解説できません・・・
次に登場する相性鑑定の手法では専門知識が無くても使える素晴らしい手法ですので安心して読み進めてください!
風景で見る相性鑑定
二人の相性を風景と捉えて鑑定する手法をご紹介いたします。
四柱推命では、人は10種類の自然エネルギーのいずれかに象徴されます。
樹木、野花、太陽、月、山、畑、鉄、宝石、海、雨の10種類です。
「あなた」と「あなたの大切な人」を象徴する自然エネルギーを組み合わせて1つの風景をイメージし、そして調和がとれる関係を探っていきます。
「風景」をイメージする・・・
だから専門知識が無くても相性鑑定を行うことが可能となるのです。
また調和がとれる関係を探ることで紋切り型の鑑定ではなく柔軟で自由な鑑定を実現することができます。
私がお伝えする相性鑑定では相性の良し悪しを判断するものではありません。相応しい距離感や関係性を探ることを目的としていますので「柔軟性」や「自由度」は大切なんです!
鑑定手順
それでは実際の手順をご紹介していきましょう!
- 「あなた」を象徴する自然エネルギーを知る
- 2人の自然を重ねて風景を作る
- 2人に必要な調和を考える
外部のシステムを使用して「あなた」や「あなたの大切な人」を象徴する自然エネルギーを調べる必要がありますが、そのひと手間だけですのでどうぞお付き合いくださいませ。
1)「あなた」を象徴する自然エネルギーを知る
繰り返しになりますが、四柱推命では「人」を自然の何かに例えて鑑定します。この「何か」を私は自然エネルギーと呼んでいます。
まずは次にご紹介する簡易鑑定より生年月日を入力して「あなた」を象徴する自然エネルギーを確認してみましょう。
それではその漢字がどの自然エネルギーを象徴しているのか確認してみましょう。
甲:樹木

乙:野花

丙:太陽

丁:お月様

戊:山

己:畑

庚:鉄

辛:宝石

壬:海

癸:雨

私は1989年1月6日生れで「丙」となります。
上の一覧で丙は「太陽」となりますので、私を象徴する自然エネルギーは「太陽」である!
となるわけです。
これを「あなた」だけでなく「あなたの大切な人」の分までお調べいただけましたらいよいよ相性鑑定のスタートです!
2)2人の自然を重ねて風景を作る
それでは2つの自然エネルギーを使って1つの風景を作ってみましょう。
ざっくりとした相性の良し悪しは風景として成り立つかやキレイな風景となるかで判断します。
便宜上「良い相性」、「悪い相性」と表現しますが後述する調和さえ取れれば「悪い相性」なんてものは存在しません!
良い相性の一例
まずは練習としてお月様(丁)と海(壬)で風景を作ってみましょう。
広大な海に月明かりがともる様子を想像できませんか?
例えばこんな風景

風景として成り立ちますし何よりキレイですよね!
実際、お月様と海は「干合(かんごう)」と言って特別良い相性となっています。
続いては「悪い相性」の一例を考えてみましょう。
悪い相性の一例
太陽(丙)と雨(癸)で風景を作ってください。
どうでしょう?
雨雲が太陽を隠している様子が想像できるかと思います。
この様に一方がもう一方の “魅力” を消してしまうような風景はよろしくないと考えます。

太陽と雨の風景は顕著で分かりやすい例となるはずです。
イメージしづらい風景を考える
全ての組み合わせが容易に風景として成り立つわけではありません。
例えば海(壬)と鉄(庚)を考えてみましょう。
鉄の塊が海底に沈んでいる様子でしょうか?それとも鉄鍋で海水を掬う様子を考えますか?
この様な時は柔軟に、そして自由に想像していただきたいと思います。
海と鉄ならば船が静かな海面に浮かぶ風景なんていかがでしょうか?

自然エネルギーの組み合わせは全部で100パターンあり、その1つ1つの組み合わせに決まった風景などありません。
「あなた」と「あなたの大切な人」でキレイな風景を一緒に想像しそんな調和のある関係性を目指していただきたいと思います。
3)2人に必要な調和を考える
風景で見る相性鑑定の最終段階となりました。
キレイでない風景の相性ではいくら頑張っても「良い相性」になれないのでしょうか?
またキレイな風景は常に「良い相性」と言えるのでしょうか?
私の四柱推命は潜在的な問題点を探るためにあり、また「悪い」と言われるものも「良い」に変えることを目的としています。
調和の無い風景を考える
先に紹介した太陽(丙)と雨(癸)の風景を今一度見てみましょう。

雨雲が太陽を隠している様子が分かりますね。
これでは太陽が生き生きと過ごせる関係性は実現できないでしょう。
でもね!
そんな太陽と雨の関係であっても虹を作ることはできるはずなのです。
例えキレイな風景を作れない2つの自然エネルギーであっても「どうしたら調和の有る風景となるのか」と考え、そんな風景を目指してお二人の関係を構築していくべきと私は考えます。
一見、最低の関係の様に見える太陽と雨でも2人が目指すなら虹をかけることができるはずなのです。

調和の有る風景を考える
最後に調和の取れている海(壬)と鉄(庚)の風景をもう一歩踏み込んで考えこの相性鑑定の解説を終えたいと思います。

この写真を見る限り大変静かな港を想像します。想像力豊かな方はカモメの鳴き声だってこの写真から聞こえるかもしれません。
そんな調和の有る風景でも一瞬にしてその調和が崩れ去ってしまうこともあるのです。
例えば、
波が荒々しくうねったらどうでしょうか?
海面に浮かぶ船は一瞬にして転覆し海底へと沈んでしまうでしょう。
キレイな風景が容易に完成してもその関係に油断は禁物なのです。目の前の調和に安心せず、いつまでもそれを維持できるようにお互いの努力が必要と言うことなのかもしれません。
この鑑定手法では「具体的に何に気を付ければ良いか」を探ることはできないのが短所です。
その反面、専門的な相性鑑定では出来ない「あなた」と「あなたの大切な人」が目指すべき風景や調和を1つの風景として共有することができます。
あなたが四柱推命を参考にされるなら、実際に大切な人とお二人だけの風景を探してみてはいかがでしょうか?
最後に
私の相性鑑定は相性の良し悪しを判断することを目的にしておりません。
潜在的な問題点や相応しい距離感を探るために占いを使うべきだと考えます。
どの相性占いで、その結果に一喜一憂せず実際の大切な人と向き合うことをお忘れならないように願っております。