子どもの頃大人になったら自然と自立できるものだと思っていました。
いざ年を重ねてみると自立って意外と難しいことに気づく・・・今日は四柱推命における「自立」についてかんがえてみたい。
四柱推命における自立とは
一般論として自立はとても大切な事です。10代で早くも自立している人、いい年してまだ親のスネをかじる人など周囲を見渡せば様々な人がいることでしょう。
家庭環境や経済状況など個々の事情があり「自立していない=悪い」とは考えておりません。
ただ四柱推命では自立が開運のキーワードになります。「自立なくして開運無し」と言うことも出来るのではないでしょうか。
今日は四柱推命を使い、教えていている身として四柱推命における「自立」の意味を明確にお伝えしておきたいと思います。
自立の定義(私の四柱推命の場合)
自立にも様々ありますが便宜上「自立」の定義を明確にしておきます。
私の四柱推命では自分の人生の主導権を握ることを自立と言っています。
具体的に言えば自分で選択肢を作り自分で選ぶことです。
誰かに用意された選択肢の中から選ぶのではない、その選択肢さえも自分で作り上げることを目指します。
自分の人生の主導権を握った時人生の追い風を感じるはずです!
それではこの「自立」と開運にどのような繋がりがあるのでしょうか?続きをご覧ください!
自立と開運の繋がり
「自立なくして開運無し」と先述しましたがポイントは自ら自分の人生を開拓しなければ自分本来の運気の波に乗れないということ。
ここまでは私個人の考えに過ぎませんが四柱推命には「自立」が度々キーワードとして登場します。
比肩(ひけん)や劫財(ごうざい)と言った通変星の事を「自立星」と呼びますし、子丑空亡、辰巳空亡、戌亥空亡は自立が“苦手”と言われています。
なぜこれだけ「自立」が重要視されているのか、そして開運について考えてみると、この2つには切っても切れない繋がりがあるのではと考えてしまいます。
では自分の人生の主導権を握るために何をしたら良いのでしょうか?「自分は経済的にも精神的にも自立している」とお考えの方にも一度考えていただきたいテーマです。
自立のための四柱推命
では実際に自立、即ち自分の人生の主導権を握るためには何から始めればいいのでしょうか?
みな一律に相応しい手段ではないかもしれませんが、何かしらのヒントを得られるはずです!
1.まずは環境整理から
人生の主導権を握るための環境作りから始めてみませんか?
たとえ一般的な自立ができていても他者の影響(機嫌、言動、運気)を強く受けてしまい、自分で物事を決められなければもったいない。
一度立ち止まって何が(誰が)あなたの “自立” を妨げるのか考えてみてはいかがでしょうか?
まずは出来る範囲で始めてみましょう。



2.一人暮らしを始める
一般的には “当たり前” のことかもしれませんが、四柱推命的には一人暮らしは非常に重要な意味を持ちます。
特に生年中殺を持っている方、子丑空亡、辰巳空亡、戌亥空亡は出来るだけ早く実家を出て一人暮らしを始めていただきたいです。
また上記以外にも比肩や劫財といった自立星を持たない方にも有効な開運手段と言えます。
自立星を持たない人は他者の運気に左右されやすい傾向がありますので先述した断捨離もぜひ心掛けてみてください!
婚活がうまくいかない生年中殺持ちの女性(30代)に一人暮らしを勧めたところ、一人暮らし開始から3か月後に運命の出会いを果たしその半年後に入籍したケースがあります。
正に「自立」して開運した方でした!
3.自活から始める自立
勇気が無かったり様々な事情から一人暮らしが難しい方もいるはずです。
そこで実家暮らしでも一人暮らしの様に振舞うと良いと言われています。
具体的には家事全般を全て自分で行い自活を目指します。洗濯も夕飯の用意も自分で行い親を頼りにしないで生活します。
限られた範囲の中で自分の人生の主導権を握るように意識するのです。
その効果は小さいながらも風向きの変化に気が付くかもしれませんよ。
まとめ
自立なくして開運無し!
私の四柱推命では「自立」を自分の人生の主導権を握ることと定義します。
それが実現することで自分本来の運気の波に乗ることができるはずです。
自分で選択肢を作り自分で選ぶ・・・他者に左右されない環境を目指すなら環境整理や一人暮らしなどから始めてみましょう!